整腸作用とかんたんにいうけれど…ビフィズス菌のすごい効果

ビフィズス菌の働きでまず思い浮かぶのは整腸作用によるスムーズな排便を助ける働きではないかと思います。

これは一般的によく知られていることで、整腸剤として医薬品にもなっていますし、食品でもこの目的でビフィズス菌をとることが多いと思います。

しかし、ビフィズス菌を摂ることによってもっとすごい効果がたくさんあるのです。

まず脂質代謝を助け、中性脂肪を減らすことができます。

通常は腸内の善玉菌が中性脂肪を分解して体外に排泄するのですが、腸内環境が悪いとこの働きがスムーズにいかず、中性脂肪が分解されずに吸収されて脂肪になって蓄積されてしまいます。

そうすると悪玉コレステロールが増えて動脈硬化が進み脳卒中や心筋梗塞、高血圧、高脂血症などの生活習慣病を引き起こします。

腸内環境が改善されることにより、中性脂肪の分解を活発にして吸収しやすくなります。

腸内環境を見直すことはどんな薬よりも効き目があり、健康を手に入れる近道なのです。

次に人間の免疫細胞の多くは腸に存在しています。

その免疫細胞が善玉菌と悪玉菌のバランスを摂ることによって活性化し、免疫力を高めてくれます。

そうすることにより、花粉症をはじめとするアレルギー体質の改善、毎回流行すると不安になるインフルエンザ・腸管出血性大腸菌O‐157・ノロウィルスなどの感染防御ができるのです。

特に流行性の感染症はお子さんがいる家庭ではとても関心があると思います。

赤ちゃんの腸内は90%ビフィズス菌で占められていますが大きくなるにつれどんどん減っていき、高齢になるとなんと1%にまで減ってしまいます。

腸内環境をうまく調節できなくなり悪玉菌が優位なってしまうとがん発生のリスクが高まります。

ビフィズス菌は腸内環境をよくすることによるがん抑制効果も期待できるのです。

ビフィズス菌を積極的に摂り、空気中に漂うさまざまな病原菌に負けない免疫力と体の内側の悪玉菌をやっつける強い殺菌力をつけて健やかに過ごしたいですね。